屋根リフォームに関する大よその相場
住宅の年数も経ちそろそろ屋根のメンテナンスがしたいけど、屋根の工事の費用ってどれくらいかかるのか検討もつかない方のために相場の費用を紹介します。
屋根工事を検討している方は、参考にして高い費用を払わないようにしてくださいね。
屋根全体の屋根工事の相場費用
屋根工事を行なう場合、一部だけの部分修理と屋根全体を修理する場合があります。
屋根材には寿命があるため、屋根全体の工事は屋根材の寿命のタイミングで行ないます。
主に葺き替え、葺き直し、カバー工法、塗り替えなどがあります。
| 修理内容 | 約100㎡の建物の費用相場 |
|---|---|
| 葺き替え | 古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工事 100～240万円 |
| 瓦の葺き直し | 瓦を順番に外しながら、その瓦を再度留め付ける工事 70～150万円 |
| カバー工法 | 金属屋根、アスファルトシングルで屋根材の上に新しい屋根材をおおう工事 80～150万円 |
| 塗り替え | スレート・金属屋根の表面塗装が劣化して色落ちした屋根材に塗料を塗る工事 40～80万円 |
屋根の一部分工事の相場費用
主に割れている屋根材の交換、棟板金だけの交換など不具合に対して最小限の範囲を修理をします。
| 修理内容 | 約100㎡の建物の費用相場 |
|---|---|
| 破損した瓦の差し替え | 例）5枚の場合、5万円程度 2.5～6万円 |
| 棟板金の取替え | 棟板金の形状や長さによって変わる 5～15万円 |
| 雪止設置 | 隣の家や車に被害が出る場所に増設 10～30万円 |
| 漆喰の塗り替え | 6～20万円 |
| 瓦棟部の葺き替え | 25～50万円 |
| 雨漏り修理 | 雨漏りしている場所の部分のみの補修 10～50万円 |
付帯部分の相場費用
付帯部分とは、雨どいや軒天、天窓などです。
| 付帯部分の屋根修理 | 修理費用の目安 |
|---|---|
| 雨どいの部分修理 | 詰まり・劣化・破損の修理 10万円～ |
| 雨どいの付け替え | 交換 30万円～ |
| 軒天の部分修理 | 劣化・破損して穴が開いた修理 10万円～ |
| 天窓の部分修理 | 天窓と屋根材の間の周辺部材の劣化の修理 5万円～ |
| 天窓の取替え | ガラスとアルミ枠の交換 30万円～ |
| 雨漏り修理 | 雨漏りしている場所の部分のみの補修 10～50万円 |
屋根工事で使われる屋根材の相場費用
主な屋根材は、瓦・スレート・ガルバリウム鋼板などがあります。
| 新規施工費 | 重さ | 耐久性 |
|---|---|---|
| 瓦 9,000～円 | 38～㎏ | 50年以上 |
| スレート 6,000～円 | 21㎏ | 30年 |
| ガルバリウム鋼板 8,000～円 | 4～㎏ | 20～年 |
・瓦は、十数年を超える耐用年数がある屋根材で、メンテンナンス費用は、少額で済みます。
・スレートは、初期費用を抑えたい方に適した屋根材で、どんな外観のデザインにも合うシンプルなデザインです。
・ガルバリウム鋼板は、もっとも軽い屋根材で、色の退色が気になったときに補修します。
以上のように相場費用がわかると高額な金額を提示してくる悪徳業者かどうかの判断ポイントになります。
詳しくはこちらのリンクを見て参考にしてください。
業者を判断するポイント ブログ屋根修理に関する詐欺業者にご注意
屋根工事を費用が高いからと放置してはダメ
屋根に不具合があったら放置せずに予算に応じて応急処置や修理をしましょう。
先送りするとリスクが伴ってきます。
まず、住宅の寿命が短くなりますし、雨漏りが発生しやすくなり、修理の範囲が拡大してしまし結局、屋根修理に高額な費用が発生してしまいます。
被害の拡大を軽減するためにも放置することはやめましょう。
屋根修理工事の費用で必要なのは、足場組み立ての費用です。
高所作業の場合は、足場が必要なるため費用が加算されることもあります。
足場の費用も敷地面積によって異なりますが、30坪程度だとだいたい15万円前後が相場になります。
屋根修理には、足場代のことも考えておいてください。